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寒い地方の人に多く見られる『赤ら顔』や『毛細血管拡張症』。原因として、室内と屋外の温度差による皮膚表面の急激な温度変化が挙げられます。顔はほかの体の部位に比べ毛細血管が多く、肌の真皮層には縦横に毛細血管が走っており、ほおは火照りやすく表皮を通して流れる血管が見えるのが赤みです。『赤ら顔』は、精神の動揺によっても反応し、何かを意識した瞬間に顔全体が真っ赤になるなど体の中からの影響によるものもあります。また、『酒さ(しゅさ)』といって中年層の顔面、特に鼻を中心として生じる毛細血管拡張症を伴う赤みもあり、症状が進むとニキビ状の丘疹や膿疱(のうほう)が見られるようになります。誘因としてストレス、アルコール、刺激性食品、紫外線などがあり、血管拡張とともに毛包脂腺系が刺激され形成されます。
また、先天性に小さな動脈、静脈、毛細血管の拡張が見られるのが『赤アザ』です。代表的なものは、ほぼ平らな「単純性血管腫」と、いちごのように盛り上った「いちご状血管腫」があります。単純性血管腫は自然消失することがあまりないのですが、いちご状血管腫は生後まもなく発症し、ほとんどが学童期までに自然消失します。しかし、消失後ぶよぶよとしたシワを残すことがありますので、早めの治療をお勧めします。また、首や胸などに点在する小さな赤い点は「老人性血管腫」といい、中年以降に多くできるものです。
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