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中耳炎には、急性中耳炎と滲出(しんしゅつ)性中耳炎の2種類があります。乳幼児から小学校低学年くらいまでの子どもが、風邪をひいたときにかかりやすいのが急性中耳炎で、細菌が鼻から耳管を通って、中耳に入ることによって発症します。膿(うみ)が中耳にたまった状態になり、痛みや発熱の原因になります。鼓膜が破れて膿が自然に出てくることもあります。治療は基本的に鎮痛剤、必要に応じて抗生物質の内服、あるいは点耳薬を使用します。発熱や痛みが強い場合は、鼓膜切開で膿を出すこともあります。
多くは1週間程度の治療で治りますが、お子さんによっては一度治った後に何度も繰り返し発症することもあります。また、最近では抗生物質の効かない耐性菌による、治りにくい中耳炎も増えてきました。抗生物質の使用は、適切な処方で必要かつ最小限にとどめておくのが良いでしょう。ただし、自己判断で抗生物質を途中でやめてしまうと細菌が死滅せず、さらに強くなって耐性化してしまうので、処方された用法・用量はきちんと守るようにしてください。
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