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日本のアルコール依存症人口は250万人ともいわれています。 中高年の男性に多い印象がありますが、若年者や女性の患者も増加しており、飲酒する人の一割程度が依存症になるといわれています。ビール、ワイン、日本酒などさまざまな種類のお酒がありますが、すべて「エチルアルコール」という依存性の強い薬物が入っており、誰でも気づかないうちに依存症になってしまう可能性があります。
アルコール依存症になると、飲酒を原因とする多種の合併症が生じます。
合併症として高血圧、胃潰瘍(かいよう)、アルコール性肝障害、肝硬変、アルコール性慢性すい炎、食道がん、大腸がん、末梢(まっしょう)神経炎、アルコール性大脳萎縮(いしゅく)、認知症などが多く、健康に大きな影響を及ぼします。さらにアルコール依存症の死因として一番多いのは急性心不全という調査結果があり、「急死(大酒家突然死症候群)」がよく見られます。健康面だけでなく、社会的信用を失ったり、生活が乱れる原因ともなり、適切な治療をして断酒しない限り回復は難しく、徐々に悪化するのがアルコール依存症です。飲酒のコントロールが出来ない病気ですので、「1日1杯だけ」、「土日だけ飲む」ことは不可能で、きっぱり止めるしかありません。
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