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SASとは、眠っている間に、10秒以上の呼吸停止を繰り返し、深い睡眠がとれない病態をいいます。気道の閉鎖によっておこり、原因はへんとう肥大、アデノイド、気道に舌が落ち込む、舌が大きい(巨舌症)、下顎(あご)が小さいまたは後退している(小顎症、下顎後退症)などが考えられます。
症状としては、いびきがうるさい、寝ているときに呼吸が止まり熟睡できない、そのため昼間に睡魔に襲われるなどです。昼に眠いと居眠り運転につながり、2003年にはSASが原因で山陽新幹線の事故がありました。また生活習慣病と合併する場合が多く、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症の「死の四重奏」にSASが加わると「死の五重奏」といわれることがあります。重症の場合、合併症のために約4割の人が9年以内に亡くなってしまうというデータもあります。このように、放置しておくと命にかかわる怖い病気です。
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