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血圧は従来、病院へ行って医師の手によって測定されるものでしたが、最近は家庭用血圧計の普及によって、日常的に血圧を測定することができるようになりました。
ご存じのように血圧は常に一定というわけではありません。病院で測定する血圧と、自分で測定した家庭での血圧、また日中職場で測った血圧が違うという現象が少なからず生じます。医師を前にすると血圧が高めになる症状は「白衣高血圧」、職場で血圧が高めになる症状は「職場高血圧」と呼びます。同様に、昼間の血圧には問題がないのに、早朝に高くなる場合は「早朝高血圧」と呼びます。検診などでは見つけづらい「仮面高血圧」の一種です。
早朝高血圧の厳密な定義はありませんが、起床後早朝の家庭血圧が135/85mmHg以上で、日中〜夜間の血圧よりも高い場合は早朝高血圧といえるでしょう。早朝は、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中が発生しやすい時間帯でもあります。この時間帯の血圧コントロールが、脳心血管疾患の予防に重要な意味合いを持ちます。
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