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前立腺はクルミ大の大きさで膀胱(ぼうこう)の出口にあり、尿道を取り巻いている男性特有の臓器で、精のう腺とともに分泌液を出す働きをします。代表的な病気のひとつが前立腺肥大で、50歳過ぎから肥大が進み、やがて尿道を締め付け、尿が出づらくなります。60代で約6割、70代で約7割の人が肥大症といわれています。症状としては、夜間トイレに行く回数が多くなる、尿に勢いが無い、尿がすぐ出ない、少ししか出ない、時間がかかる、残尿感があるなどです。「年だから仕方がない」と放っておくと膀胱の働きが弱くなり、尿管や腎臓に悪影響を及ぼすこともあります。就寝中に3回以上トイレに起きるようになったら赤信号です。 診断は、問診、触診のほか、尿の波形や尿流量を測定したり、画像診断を行います。尿をためた状態で受診すると、検査が1度で済み、効率的です。治療としては、初期であれば薬物療法、症状が進んでいる場合は前立腺部分の尿道を広げる手術をします。根本的な治療ではありませんが、尿道から前立腺に熱を加える高温度治療法は半年から2年程度効果が持続します。
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