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「Chronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)」の略で、気管支の炎症や肺の弾力性の低下によって気道が狭窄(きょうさく)し、呼吸機能が低下する慢性気管支炎や肺気腫を指します。2000年のWHO(世界保健機関)の調査では世界の死亡原因の第4位で、20年には虚血性心疾患、脳血管障害に次いで第3位になると予想されています。日本には予備軍も含め500万人以上の患者がいるといわれています。 原因は喫煙や大気汚染、職業上の塵埃(じんあい)暴露などですが、最も大きいのは喫煙です。特に40歳以上の男性に多く、喫煙者の約2割の人がCOPDになるといわれています。せき、たん、体動時の息切れが主な症状です。正常な肺胞は膨張と収縮を繰り返して新鮮な空気を取り入れますが、COPDでは肺胞壁の炎症、破壊による気腔の拡大、気管支支持組織の断裂、気管支の慢性炎症による狭窄などによって換気機能が低下します。肺胞に取り込まれた空気が外へ出にくくなり肺が膨張します。破壊された肺胞は元には戻りません。
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