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何らかの原因で皮膚内にメラニンという色素が残ってしまい、その周囲よりも茶色く認識される部分は、一般にしみといわれます。よく見られるしみとして、以下のものが挙げられます。
1つは老人性色素斑といわれるもので、頬(ほお)や腕、手の甲などに主に見られ、境界のはっきりした円形のしみです。40歳以降に多く出現しますが、早い人ですと20歳代から出る人もいます。長期間紫外線によるダメージを受けてきたことが原因と考えられています。
2つめは、雀卵斑(じゃくらんはん)で、いわゆる「そばかす」です。左右両頬に対称性に小さい色素斑が多数認められるもので、子供のころから見られるのが一般的です。
3つめは、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)です。表面がカサカサとした茶色から黒褐色の盛り上がった境界のはっきりしたしみで、主に顔や首に見られます。正確には皮膚腫瘍(しゅよう)の一種で、少しずつ大きくなります。「盛り上がったしみ」といえば分かりやすいでしょう。比較的高齢者に多く見られます。
4つめは、肝斑(かんぱん)といわれるもので、頬骨の辺りを中心に左右対称性に広がる茶色から褐色のしみです。ほとんどが女性に見られ、妊娠や出産、閉経を契機に現れることが多いので、女性ホルモンとの関係が指摘されています。
5つめは、色素沈着です。主に湿疹(しっしん)やニキビ、やけど、すり傷が治った後に茶色く残るものです。程度が軽ければ時間とともに、自然と消えます。
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