|
舌にピリピリとした痛みがあるが、舌自体には異常がない。しかし、 痛いし、食事や会話にも支障を来す、という患者さんの来院が増えてい ます。中には、舌がんではないかと不安に駆られている場合もあります。舌の痛みは体全体に影響を与え、食欲不振、急激な体重の減少、便秘、倦怠(けんたい)感、吐き気、頻尿、めまい、女性の生理不順、男性の性欲減退などのうつ状態の症状を訴える人も多くいます。また、ほかの症状として、苦味を感じる、口腔(こうくう)内にネバ ネバ感がある、味覚障害、歯の違和感、疼痛(とうつう)、顔面痛、顎(がく)関節痛、咀嚼(そしゃく)筋の痛み、噛(か)んだ気がしないなどの症状を呈することもあります。原因が分からず、このような症状を訴えると、一般的には精神科、神経科などの受診を勧められることが多いです。処方された抗不安薬、睡眠導入薬などの服用で、口腔乾燥、カンジダ性舌炎などの二次的症状を招き、さらに悪化させている場合もあります。
|