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帯状疱疹は、日本人の10〜20%の人が、生涯に一度は罹患(りかん)するといわれています。子どもの頃にかかった水ぼうそうのウイルスが、完治後も体内に残り、病後や疲労時、ストレスを感じた時など、体力や免疫力が低下したときに活動をはじめ、発症します。神経に沿って胸から脇腹、背中、三叉(さんさ)神経沿いなどに赤い発疹(はっしん)とチクチクした痛みが現れます。化膿(かのう)するなど、よほど重症でなければ、発疹そのものは2〜3週間程度で治りますが、痛みだけが残る場合も多く、これを帯状疱疹後神経痛といいます。服が触れても痛いという状態にまでなることもあり、また目に出ると失明するケースもあります。痛みが原因で、不眠や食欲不振などに陥り、体力低下を招くことも少なくありません。発症から3カ月を過ぎると、治療にも時間が掛かります。痛いと思ったら我慢せず、すぐに痛みの専門医を訪ねてください。
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