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不妊治療に関心のある人の多くが、治療によって、本当に子どもができるのだろうかと、不安に思っていることでしょう。多くの施設における最終的累積妊娠率(すべての初診患者で最終的に妊娠に至る率)は50%程度です。残りの50%は、治療が中断されたことになります。不妊に悩むカップルは10組中1組(潜在不妊人口120万前後)と多く、さらに、現在、出生児の100人に1人(年間1万2千人以上)が体外受精など高度不妊治療の結果、誕生しているのが現状です。ただし、体外受精といっても妊娠の成功率は決して高いものではありません。30歳前半までは30〜40%前後の成功率であったものが、35歳を過ぎると20%以下、40歳を過ぎると10%以下になると考えられています。
近年、結婚及び妊娠、出産年齢の高齢化が進んでいます。加齢による受精能力は30歳代初めころから徐々に低下しはじめ、35歳を過ぎると次第に加速します。35歳では、25歳の女性に比べて出産できる確率は半分になるという報告もありますので、不妊治療は早めに開始することが大切です。また、1/3は男性に原因があります。不妊症の場合は、夫婦揃って検査や治療に臨む必要があります。
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