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以前テレビでも「10年前に比べて現代人は歯の数が減っている」という特集がされていましたが、最近確かに生まれつき歯の数が少ない人「先天欠如」が増えているように感じます。乳歯が抜けたのに、いつまでも永久歯が生えてこない、もしくはいつまでも乳歯のままで生え変わる気配がなく、レントゲンで調べても永久歯が見えない場合です。6歳臼歯がいつまでも生えてこないという場合もあります。今まで診察した中では、本来あるべき永久歯が8本も欠けているという人がいました。本人が気付いて歯科医を訪ねる場合もありますし、ほかの歯の治療の過程で見つかる場合もあります。
歯の数が少ないはっきりとした原因は分かりませんが、よくいわれているのは、人類の進化とともに、歯が退化傾向にあるということです。つまり、歯が少ない現代人は進化した形なのかもしれません。歯が少ないと咬(か)み合わせが崩れ、顎(がく)関節症などの原因になることがあります。
また、逆に歯が多い「過剰歯」も見られます。上顎前歯部分に多く、隣の歯の根を溶かすなど、悪さをすることも多く、注意が必要です。
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