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子宮筋腫とは平滑筋と呼ばれる子宮の筋肉組織から発生する良性の腫瘍(しゅよう)で、成熟女性の3、4人に1人の割合で出現する極めて高頻度な疾患です。年代的には40代以上に多いのですが、20代でも珍しくありません。症状としては、過多月経、不正出血、それらによる貧血、時に月経困難などがあります。特に過多月経は粘膜下筋腫に顕著です。子宮筋腫があると、不妊や不育症の原因になることもあります。発生のメカニズムは、いまだに不明ですが、女性ホルモン(エストロゲン)がその発育に関係しているといわれています。
筋腫は発生部位によって、漿膜(しょうまく)下筋腫、筋層内筋腫、粘膜下筋腫の3つに分けられます。不妊や不育症の原因になりやすいのが、子宮内腔に突出する粘膜下筋腫です。診断は問診、内診、超音波診断、場合によってMRI(磁気共鳴画像)などの検査を行って確定します。子宮筋腫と鑑別の必要な疾患としては、子宮腺筋症(子宮内膜症の一種)、充実性卵巣腫瘍、頻度は非常にまれですが悪性度の高い子宮肉腫などがあります。
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