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厚生労働省の2003年度の統計によると、19歳女性の50人に1人、18歳女性の64人に1人の割合で人工妊娠中絶が行われています。人工妊娠中絶全体の数字が減っている中で、10代から20代前半の中絶の割合が目立って増加しており、10代の中絶率は、10年前の約2倍になっています。また、北海道は中絶件数が全国で3番目と多く、特に10代の中絶件数では全国一という不名誉な数字になっています。実際に診療の現場にも、10代の患者さんが親御さんと一緒に受診するということが度々あります。性に関する情報があふれている現実の中で、性行動に関して歯止めがきかず、一方で生殖、避妊に関する正しい知識が欠如していることが背景にあります。
妊娠中絶が増加するということは、すなわち性感染症の予防に関しても無防備だということを意味します。実際に性器クラミジアをはじめ、淋菌(りんきん)やHIV感染者が、若者の間で増加しています。
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