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「慢性気管支炎」と「肺気腫(しゅ)」を合わせてCOPD(慢性閉塞性肺疾患)と呼んでいます。いずれにしても、気管支内の空気の流れが悪くなる病気で、現在の日本では肺気腫の場合が圧倒的に多いです。呼吸によって取り入れた酸素は、肺を構成する肺胞を経て血液中に酸素として送られますが、肺気腫は、肺胞と肺胞を仕切っている壁が壊れる病気です。肺胞壁が壊れると隣り合う肺胞が一つの気腔になり、それを繰り返して徐々に気腔が広がります。肺胞を取り巻く壁にはガス交換をする血管が走っていますが、肺胞壁が壊れると血管も壊れてしまうため、ガス交換効率が悪くなります。さらに、肺胞が壊れると気管支を広げる力が弱くなり、気管支が閉塞します。結果として、体を動かすと息切れしたり、息苦しくなったりという症状が現れます。進行すると、安静にしていても呼吸困難を生じるようになります。
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