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装着感が自然で、安心して物を噛(か)めることが肝心です。そのためには、痛みや違和感がなくなるまであきらめないで調整をしてもらいましょう。入れ歯の調整には根気強さが必要です。痛みや違和感のある入れ歯は、つい外しがちになってしまいますが、装着しない時間が長くなると顎位(がくい)が安定せず、咬(か)み合わせに不都合が生じたり、残った歯が移動して歯間に隙間ができたりします。顎位の変化や歯の移動によって、入れ歯の痛みや違和感が大きくなり、装着することがつらくなります。悪循環に陥らないためにも装着して痛みや違和感のない義歯であることが大切です。また、徐々に歯茎の凸凹が無くなり、平坦(たん)になるなど、口腔(こうくう)内の変化によって義歯の安定感が失われた場合は、義歯にソフト裏装材を装填(てん)することも可能です。市販の入れ歯安定剤は応急処置的に使用する程度なら問題ないのですが、何度も使うと義歯に厚みが生じて、顎位に影響を及ぼす可能性があります。半年に1度程度は歯科で検診を受け、義歯が適切な状態か調べてもらいましょう。合わない義歯を無理して使い続けることはありません。
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