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PETは陽電子放射断層撮影によるガン診断の一つです。ガン細胞は正常な細胞に比べ、ブドウ糖を3〜8倍多く取り込む性質があります。これを利用し、ブドウ糖の薬(FDG)を静脈に注射し、ガン細胞に集まったFDGから放出されるガンマ線をPETカメラで撮影し、ガンのある個所を特定します。生体内変化を画像化して診断するPET検査は、病気の形だけを頼りに診てきた従来の診断(CT・MR)に比べ、診断能力が大幅にアップされ、どこにガンがあるか、どこに転移しているか、病巣の広がりはどの程度かまで評価することが可能です。さらに、今までの診断法では困難だった良・悪性の判別から数ミリのガンの発見・転移まで、ほぼ全身にわたって約20分で検査を終了でき、「ガン診断の切り札」といわれています。ガンと闘う上で最も重要なのは早期発見・早期治療です。ミリ単位のごく小さな段階でガンを見つけて治療に取りかかれば、治療成績は格段にアップします。
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