|
病気で寝たきりになったり、通院することが困難になった患者さんを対象に、医師が出向いて診療を行う「訪問診療」が、在宅医療の中心になります。「往診」は患者側の求めに応じて、患者宅を訪問し診察・治療しますが、訪問診療の場合、病気に合わせて計画的に出向いて治療します。この点で、通院と同様の医療が行えます。在宅で行えない検査が必要な場合や、状態が急変し入院が必要な場合は、提携関係にある設備の整った適切な病院を紹介します。医療機器や医療技術の進歩で、高カロリー輸液、酸素吸入や人工呼吸器など、かつて入院しなければ使用できなかったことが在宅で可能になってきています。医療の水準を極力落とさず、住み慣れた環境で心穏やかに療養してもらうのが、在宅医療の目的です。
|