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矯正歯科へ来院される方は、見た目の歯並びや咬(か)み合わせに不安や不満があるという理由からでしょう。まず矯正歯科では、カウンセリングを行います。自分の歯並びの状態を知ってもらい、大まかな治療内容について説明します。その上で治療を開始することになった場合、詳しく診断するための資料として、歯型、骨格や歯のレントゲン撮影などの検査を行います。極端な不正咬(こう)合や顎(あご)の動きに問題がある場合は、顎の動きのチェックや顎の関節部のレントゲンやMRIを用いた詳しい検査を行います。検査結果に基づき、診断と治療方針を決定します。矯正は長い付き合いになるので、ここで納得いくまで話し合い、治療計画、期間、費用など、十分に理解してから治療をスタートします。矯正治療に入る前に、虫歯、歯周病、顎(がく)関節症がある場合は、その治療を行います。これが本格的な矯正治療開始までの流れです。治療の方法は、症状によって違います。歯に主な原因のある不正咬合の場合、顎や歯並びを広げながら歯を抜かずに治療するか、顎と歯のバランスが極端に悪い場合は抜歯して治療することになります。また、歯だけではなく骨格に問題のある人は、思春期成長前であれば顎の矯正治療を行い、骨格が改善した後、歯の矯正治療をする場合があります。思春期成長後であれば、外科的矯正治療も必要な場合があります。思春期成長前のお子さんで歯並びが気になるようでしたら、早いうちに専門医に相談し、治療時期についての説明を受けることも必要です。
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