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乳幼児の体温は大人の体温より一般に高く、36.5〜37.5度程度であれば、平熱の範疇(はんちゅう)として考えていいでしょう。それ以上であれば、発熱と考えられます。発熱した場合、真っ先にしてほしいことは、着ている服を1、2枚脱がせる、掛けている布団類を減らすことです。乳児の体温は、周囲の温度に左右されやすく、室温が高かったり、厚着をさせたりすると、体温が上昇することがよくあります。「熱があるようだから、暖かくしなくては」「汗をかかせて熱を下げよう」という方法は間違っています。熱がこもってしまい、かえって熱が下がらなくなります。手足が冷たい場合は靴下などで暖めて、体は薄着にさせて1〜2時間様子を見てください。室温も暑過ぎないように、適温に調整してください。夜間の乳児の初めての発熱では、両親が驚いて、救急外来や夜間診療の病院などに駆けつけることも多いのですが、赤ちゃんの調子が悪いときに、バタバタと動くことの方が悪影響を及ぼすことも多いのです。救急外来で別の病気をもらうことも考えられます。機嫌が良く、母乳やミルクをいつも通り飲んでいれば、まず心配ないので、朝まで待ってから、かかりつけの小児科を受診するようにしてください。赤ちゃんが心地よさそうであれば、ジェルタイプの冷却シートや水まくらなどで、おでこや頭を冷やしてあげてもいいでしょう。また、生後3カ月程度までは解熱剤を使わない方がいいと考えられます。熱が下がり過ぎることによる影響の方が心配です。
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