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精神分裂病とともに、二大精神病といわれてきたそううつ病は、そう状態あるいはうつ状態が周期的に起こる精神障害の一群を指します。いまだに、はっきりとした原因は明らかにされていません。そう状態は、気分と思考、行動面で、不安や焦燥感、悲哀感、憂愁、自己無価値感を持つうつ病とほぼ反対の状態を示し、爽快(そうかい)感にあふれ、高揚した気分になるのが特徴です。ほとばしるイメージやアイデアに理性や感情が追いつかないほどです。これに対応して活動性が増加し、睡眠欲求が減り、食欲、性欲、そして時には、金銭欲までもが高進してきます。何でもできるような気がしているため、あらゆる事に取り組もうとして、その結果、一つひとつの物事をきちんと完結することができません。また、うつ状態の時とは異なり、自己の病気に悩むことがほとんどなく、病気であるという意識を持たないのも大きな特徴のひとつです。さらに、重症になってくると、周りの人への干渉、命令も多くなり、逆らう者に対して攻撃的になってきます。異常な浪費や反社会的行為に走るケースもしばしば見られます。
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