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前立腺は男性特有の臓器であり、膀胱(ぼうこう)の出口で尿道を取り巻いている組織です。加齢とともに前立腺が肥大し始め、次第に尿道を圧迫し、尿の出が悪くなった状態を肥大症といいます。肥大症は年齢と深い関係があり、40代で症状の現れることもありますが、通常50代になって現れる病気で、70歳以上のほとんどの老人は肥大症になるといわれています。肥大症は症状の進行によって三段階に分かれ、初期は排尿の回数が増えます。特に夜寝てから2、3回排尿に起きるようであれば、肥大症の確かな兆候が見られます。尿の放出力はやや勢いがなくなり、会陰部の重苦しい感じや、すっきりしない排尿に気づき始めます。さらに肥大が進むと、1回の排尿で膀胱から尿が出切らずに残尿感を感じるようになります。そして、第3期ともなれば、尿がほとんど出なくなってしまう尿閉状態になり、苦しむこともあります。排尿した後も膀胱に尿が残っているため、膀胱は拡張し、腎臓(じんぞう)からの尿の流れは悪くなり、その働きも悪くなることがあります。また下着やトイレをいつも汚すようになります。
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